アンズ,あんず(杏)

花言葉は
「はにかみ」「乙女のはにかみ」「疑い」
(実)「気おくれ」



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アンズ

写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)「植物園へようこそ!
※当サイトからの引用・転載はご遠慮ください(「植物園へようこそ!」の引用規約をご参照のこと)。


《アンズ 誕生花日付》

2月23日(税理士記念日・ふろしきの日・富士山の日・ロータリー設立記念日)
4月12日(パンの記念日・世界宇宙飛行の日・東京大学創立記念日)の誕生花


《アンズ 花言葉の由来》

「疑い」・・・中国の故事「李下に冠を正さず」に由来すると思われます。
正しくは「スモモの木の下で冠を直すと、実を取ろうと疑われるのでやめた方が良い(=疑いをもたれるような事は慎むべし)」なのですが、混同されているようですね。

「はにかみ」「乙女のはにかみ」・・・薄ピンクの花の趣を、純情な乙女がはにかんだときの様子としてイメージしたもの。


《アンズの基本情報》

バラ科 落葉高木
原産地 中央アジア(ヒマラヤ西部~ウズベキスタン・キルギス・タジキシスタン)
高さ 5~8メートル
花期 3~4月
花色 薄ピンク


《アンズが国花》

シリアの国花


《アンズは薬用》

種の中心部「核」は、杏仁豆腐の材料としておなじみ。

また、せきどめの漢方薬として使われます。

中国では、治療費の代わりにアンズの木を患者に植えてもらったという古代中国の賢医の伝説があり、「杏林」という言葉が、医師に対する尊称となっています。
さしずめ「赤ひげ」みたいな感じでしょうか。

この故事にちなんで学名としたのが「杏林大学」。
「杏林製薬」という医薬品メーカーもあります。


《アンズについて管理人が音声トークで解説!》

ポッドキャストサイト「フラワー・ステーション
「4月12日の花」の項をご覧下さい。

《アンズはお酒にも!》

また、あんずのお酒「杏露酒」は女性を中心に、幅広い人気のリキュール。
これですね ↓


※「赤ひげ」は山本周五郎の小説(「赤ひげ診療譚」)。黒澤明監督の手により映画化されています。

原作本はこちら


「原作よりもいい!」と名作の誉れ高い映画版。三船敏郎・加山雄三主演の重厚な作品です。

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