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ノウゼンカズラ,のうぜんかずら(凌霄花)

花言葉は
「栄光」「名声」「名誉」「光栄」「華のある人生」「豊富な愛情」「名誉な女性」「愛らしい」「女性らしい」



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ノウゼンカズラ

写真は「アメリカノウゼンカズラ」。
中国産は、花色がもう少し薄いオレンジ色。
両者を交配した園芸種もつくられている。 


《ノウゼンカズラ 名前の由来》

中国では「凌霄花」という名前で、その漢字の音読み「りょうしょう」が転じて「のうぜん」になったともされる。
「凌」は「しのぐ」、「霄」は「大空」の意で、ツルがからみついた木を凌いで(高さを超えて)、空に向かって咲く様を表現。


《ノウゼンカズラ 誕生花日付》

7月14日(検疫記念日・パリ祭・ひまわりの日)
7月15日(盆・ファミコンの日・大阪港開港記念日・中元)
7月20日(月面着陸の日・ハンバーガーの日・Tシャツの日)
8月6日(広島平和記念日・雨水の日・太陽熱発電の日)
8月11日(ガンバレの日・スポーツ中継の日)の誕生花


《ノウゼンカズラの伝説は?》

(その1) ギリシャ神話から
ノウゼンカズラは、元々は地面を這っている花でした。
しかし、その美しさに、近くに生えていた松の木が一目惚れ。
松の木はノウゼンカズラに、愛しいと思う自分の気持ちを伝えました。
ノウゼンカズラは、すぐに松の気持ちを受け入れました。
以後、ノウゼンカズラは、松にからみつくように身を寄せて、花を咲かせるようになったと言うことです。
しかし、つる性で自由気ままなノウゼンカズラは、あちこちの他の木にも、つるを伸ばしてもたれかかるので、松の木はそのたびに嫉妬にかられてしまう・・・のだそうです。

(その2) 江戸時代の「俳諧歳時記」から
かつて、素娥〈そが〉という美しい仙女がいました。
ある日、素娥は仙女仲間の宴席で、ついついお酒を飲み過ぎて、すっかり酔っぱらってしまいました。
(今風に言えば、「女子会」で調子に乗って飲み過ぎちゃった!?)
素娥は、髪に美しい玉の簪(かんざし)を挿していましたが、酔って頭もふらふら状態。
どこかでうっかり、玉の簪が抜け落ちてしまったのです。
気が付いたときには後の祭り、簪が見あたりません。
大切にしていた簪なので、素娥はあわてて探しました。
一緒に飲んでいた仲間の仙女たちも一緒に探してくれましたが、とうとう見つかりませんでした。
素娥の髪から抜け落ちた簪は、木の上で美しく咲くノウゼンカズラの花に変わっていたのでした。
・・・飲み過ぎ注意!

いずれにせよ、「ちょっとコケティッシュな美しい女性」にイメージが重ね合わされるようですね。


《ノウゼンカズラの生態》

原種は、中国と北アメリカに分布する。

気根を発生させ、他の樹木などにからみついて成長する。大株になると、長さ10メートルにも達する。

日本への渡来は意外と古く、10世紀前半とされている。


《ノウゼンカズラの基本情報》

ノウゼンカズラ科 落葉つる性植物
原産地 中国、北アメリカ
花期 7~8月
花色 オレンジ、朱赤


《ノウゼンカズラについて管理人が音声トークで解説!》

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