花言葉は
「思案」「思い」「内気」「柔軟な精神」
《ハギ 誕生花日付》
9月18日(かいわれ大根の日・満洲事変記念日・チリ独立記念日)
9月25日(10円カレーの日・藤ノ木古墳記念日)の誕生花
《ハギ 花言葉の由来》
「思案」「思い」「内気」・・・細い枝に小花を咲かせる姿を、奥ゆかしい趣としてとらえ、秘めた思いを重ね合わせた。
また、古くから和歌のモチーフとしても重用されたことも関係していると見られます。
「柔軟な精神」・・・しなやかに枝垂れる枝の柔軟性から。
《ハギ 名前の由来》
毎年、根本から新しい枝を伸ばすことから「ハエキ(生芽)」と言われるようになり、転じて「ハギ」になったと言われています。
漢字の「萩」は当て字で、かつては秋の代表的な草花として位置づけられていたことから、「国字(中国には存在せず日本でつくられた漢字)」です。
《ハギの基本情報》
マメ科 落葉低木
原産地 日本
高さ 1~2メートル前後
花期 7~10月
花色 紅紫、白
《ハギは「秋の七草」》
「秋の七草」の一つ。だが、「草」ではなく「木」に分類されています。
古い枝は根本から木質化します。
《ハギの分類》
「ヤマハギ(山萩)」・・・日本全土に分布する代表種です。
「ハギ」と言うと、一般的にはヤマハギを指すとされます。
枝はそれほど枝垂れません。
「ミヤギノハギ(宮城の萩)」・・・主に東北、北陸地方に分布します。
枝先がよく枝垂れるのが特徴です。
「シロバナ(白花)ハギ」・・・ミヤギノハギの変種。白い花を咲かせます。
そのほか、「ツクシ(筑紫)ハギ」「ニシキ(錦)ハギ」など。
《日本人とハギ》
日本の秋の野山を代表する植物として、古くより親しまれています。
細い茎に赤い小さな花をたくさんつける姿は、控えめながら逞しさも持ち合わせており、日本人の心を捉えてきました。
マメ科の植物で。痩せた土地でもよく育ち、緑化対策用の植栽種としても活用されています。
万葉集の中でハギを詠み込んだ歌は142首で、最大数。
鹿と組み合わされる事も多いようです。
《ハギと十五夜》
「十五夜」中秋の名月には、ススキや団子と共に、ハギもお供えします。
秋のお彼岸に食べる「おはぎ」の語源は、このハギです。
(ちなみに春の「ぼたもち」はボタンの花)
《ハギが県、市区町村の花》
宮城県の県花(宮城の萩)
「市区町村の花」に制定されているのは以下の自治体。
北海道・・・ 岩内町、別海町
青森県 ・・・ 大鰐町
宮城県 ・・・ 仙台市(歌舞伎の演目「伽羅先代萩」にちなんだ品種「センダイハギ」)山形県 ・・・ 長井市
埼玉県 ・・・ 日高市
茨城県 ・・・ 水戸市、高萩市
東京都 ・・・ 目黒区、武蔵野市
福井県 ・・・ 敦賀市
京都府 ・・・ 福知山市
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