「経る時 ~ふるとき~ 」

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「経る時 ~ふるとき~ 」

歌手:松任谷由実
モチーフ:桜

40年余に渡り、
(1972年にメジャーデビュー)

日本のニュー・ミュージック界を牽引してきた大御所、
「ユーミン」のナンバーであります。

「タイトルに『花の名前』か『花という文字』が入っている楽曲」

・・・を独断でピックアップしてご紹介している、
「花のある音楽」ですが、

今回はタイトルには「花」が登場しない曲、

が、しかし!

サイト管理人が、毎年春になると必ず口ずさんでは涙する(!)名曲をご紹介!
            (マジで琴線に触れるのです)

登場するのは、この花。
サクラ、です。

サクラ

1983年2月発売の14枚目のアルバム、
「REINCARNATION(リ・インカーネーション)」に収録されています。


「アナログ的表現」の曲順は・・・
「B面の5曲目」!

(つまりアルバムの最後を飾る、っちゅーこと)

2001年まで東京・千鳥ヶ淵に実在したホテルの、
ティールームからの景色を描写しつつ、

移りゆく時の流れと、かなわなかった思いを静かに歌い上げるバラード。


歌詞はこちら → 「経る時」歌詞

個人的に、

「時が流れても、変わらないもの、変わらない気持ち」
・・・みたいな「人生の真実」を、
うま~く表現されると、見事にツボにはまります。


世の中の流れの速さに、
「ついていけないよ~」と常々嘆きながら、

「たしかな真理・真実を実感したい!」と、
ささやかに願っておりまして。


この曲を聴くと、

「時は移りゆき、景色も人の心も変わるけれど、
 毎年繰り返される変わらない光景は必ずあって、

 たとえ人を愛してかなわなかったとしても、
 その思いは自分の中に美しく蓄積される(=宝ものになる)」

・・・みたいな、
人生を肯定できる気持ちになれるのです。


桜の散りゆく光景を
「うす紅の砂時計」と表現する辺り、

才気溢れるユーミンの感性に唸らされます、お見事。

是非、お聴きになってみて下さい。

本人歌唱の貴重映像です!

サクラいろいろの花言葉は → サクラいろいろ花言葉





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