「あじさいの詩」
歌手:堺正章モチーフ:あじさい
1974年6月発表。
作詞は、阿久悠さん、作曲は浜圭介さんです。
「マチャアキ」堺さんと言えば、
軽妙洒脱な仕切っぷりで、
押しも押されもしない「司会者」の地位を築いてらっしゃる感、
加えて多芸多才っぷりは素晴らしく、
かつては「ミスター隠し芸」の異名も欲しいまま。
↓
(数年前まであった定番お正月番組「スター隠し芸」の常連、
毎回高度なワザを披露することで注目の的でした。
紅白の「衣装で勝負の小林幸子さん」状態・・・かな?)
しかし、1960年代から70年代は、
GS(グループ・サウンズ)ブーム牽引グループ、
「ザ・スパイダース」のメインボーカル
↓
1971年~ソロシンガー
・・・と、「バリバリ歌手」だったのですね。
もちろん、並行して俳優としても大活躍、
アラフォーの方には懐かしい「西遊記」の孫悟空は当たり役でした。
80年代以降もコンスタントに新曲をリリースなさっています。
さて、この曲。
、
別の誰かの元へと嫁いでゆく幼なじみに対する、
複雑な胸中をほろ苦く描写しています。
失ってはじめて気づく、存在の大きさ・・・って感じでしょうか。
歌詞はこちら → 「あじさいの詩」歌詞
「口に出して伝えていたら、何か変わっていたかも」
・・と後悔しても、後の祭りですし、
そもそも自覚すらしていなかった恋心、
時の流れの中で移りゆくアジサイの色のように、
青春の1ページとして鮮やかに胸に刻まれていきます。
そんな、「叶わなかった思い」は、
心に深みを与えてくれるものだと思うのです。
アジサイの花言葉はこちら → アジサイの花言葉
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「あじさいの詩」(堺正章)
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