関東近県お花見情報

スポンサードリンク

独特の花の質感と、高い香りが魅力的な冬の花・ロウバイの名所として名高い「宝登山（ほどさん）ロウバイ園」に行ってきた。

２００８年に入って、結構な寒さとなったが、なかなかの天候に恵まれ、楽しい散策になった。

最寄り駅は、秩父鉄道・長瀞駅。
春～夏は「ライン下り」が人気の観光名所である。

木造の駅舎がレトロな雰囲気。「関東の駅百選」にも選ばれているそうな。「記念入場券発売中」の看板も見える。

ロウバイ園へは、駅からさらに徒歩１０分強の所にあるロープウェーに乗車した先。
河原へ降りるのとは逆方向に歩くことになる。

途中に「宝登山神社」があり、駅前から「表参道」が続く。どーんとそびえる鳥居。
まずは腹ごしらえに、「ガーデンハウス有隣」にて「名物おっきりこみ」をいただく。鮎の甘露煮やさしみこんにゃくなどがついたセットで１０５０円なり。

「おっきりこみ」は、「ほうとう」にも似たメニューで、幅広のうどんを味噌仕立ての汁で煮込んだもの。野菜たっぷりで、体がとてもあたたまる。
ごはんも雑穀入りで、とてもヘルシーなセットにおなかも満足。いざ、ロウバイを目指すことに。

・・・とは言え、「宝登山神社」へきちんとお参り。なかなか趣深いたたずまい。
節分祭を控えていました。ロウバイをかたどったお守りがかわいい。

ロープウェイの駅は結構な行列。
ここまで車で来る人が多いようだ。時刻表を見ると、３０分に一本のサイクルだが、どうやら繁忙期につき、定刻に関係なくピストン輸送をしてくれている模様。
確かに・・・シルバー世代が多いので、寒空の下待たせるのは酷＾＾；
駅前の売店には「看板ネコ」がひなたぼっこ。

５０人乗りのゴンドラは満員になって山頂に到着。降ろした側から帰りの客を乗せ、下りの途につく。

ロウバイ園は山頂駅からすぐ。なだらかな南斜面に、ロウバイの木が植えられている。

向かって左は、原種とされている「和ロウバイ」。花の中心が赤紫色をしている。
そして右側は「ソシン（素芯）ロウバイ」かと思われる。全体が黄金色。さらに大輪に改良した「満月」という種類も植えられているとのこと。イマイチ見分けがつかなかった＾＾；

遠くに見える山々と、青い空、黄色のロウバイと景色の色合いも美しく、さらに冬ならではの澄んだ空気に漂うかぐわしい香りも加わって、癒される花見であった。