「チェルノブイリ」

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「チェルノブイリ」

歌手:THE BLUE HEARTS
モチーフ:ヨモギ

1988年7月1日発売。

作詞・作曲は、真島昌利さんです。

当時は諸般の事情で、メジャー発売ができず、自主制作版での発表でした。

このご時世で、ふたたび注目を集めている楽曲のひとつ。

(他にも・・・

 忌野清志郎さんの「サマー・タイム・ブルース」とか、
 斉藤和義さんの「ずっとウソだった」とか・・・)


曲の背景については、
あちこちのサイトで詳しく語られていますので、

ご興味お持ちの方は、いろいろ検索してみて下さい。

歌詞はこちら → 「チェルノブイリ」歌詞

甲本ヒロトさんの圧倒的パフォーマンスは、
20年以上経っても、全く色あせません。

なんだろなー、あのパワーは。


さて、なにゆえ、この曲が「花のある音楽」なのかと申しますと、


「チェルノブイリ」とは、

「ニガヨモギ」と翻訳されることもある、
植物の名前である・・・ことから。

れっきとした「花のある音楽」なのですな!


ウクライナ語で、
「ニガヨモギ」の近種が「チョルノブイリ」という名前で、

「チェルノブイリ」は、
そこから取られた都市名とされているようです。

(ちなみに直訳すると「黒い草」「黒い茎」となるそうな)


「人類が開けてしまったパンドラの箱」にも喩えられる、
原子力というエネルギー。

賛否含め、

一人一人が「自分のこと」として、
真剣に向き合わざるを得ない事態であることは、
間違いないでしょう。

2011年3月10日までの日本を、
現代社会のシステムや流れを、

作り上げる確固たる基盤のひとつであったことは確か。


現代人の営みは、もはや電力無くしては成立しません。

途方もない矛盾の狭間に立たされる不条理さが、

3・11以来、
無意識下に、どよんと横たわっているのです。


ええい!

せめて「本家ヨモギ」で前に進みたいものだっ!

ヨモギの花言葉は・・・
美容と健康にも、いいんですってば ↓

ヨモギの花言葉

草餅になるのは、このくらいの大きさの時かな?

ヨモギの新芽

あーあ、

「放射性物質を強力に吸着・分解!
 高濃度でもバッチリお任せ!
 天然素材でカラダに優しい!」
 

・・・なんてモノ、発見されないですかねぇ・・・。


圧倒的な「音圧」の圧巻パフォーマンスをご覧あれ!





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